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だれも知らない下水道

だれも知らない下水道
加藤 英一
だれも知らない下水道
定価: ¥ 2,625
販売価格:
人気ランキング: 386856位
おすすめ度:
発売日: 1999-11
発売元: 北斗出版
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下水道の進むべき道、自治労の進むべき道
補助金がつくから無駄に流域下水道に金をつっこんでしまい、後で泣きを見る。そういうハイローミックスができていない下水道の実態を自治労の下水道部会かなんかのボスが読み解く。下水道事業が無理な経営をしていれば、自分たちの働く場所が吹っ飛んでしまうので、お願いだからちゃんとしてくださいっていう本。
あと下水道と環境って点でも熱い。中西準子先生の流れをくむと見ていいかな。淀川のえんがちょな実態も面白い。
組織の経営状態が労働者の生活に直結するという認識に立てば、階級闘争でも労使協調なれあいでもなくパワーバランスの上にたって経営側を厳しく「監査」する労組が必要というのは自明であろう。混合経済や高度な資本主義における本当の労組はどこにあるのか、というのことの答えがこの本にはある。
ちなみに各種下水道のコストパフォーマンスに関する行政監察局の資料を引き合いに出したり、下水道に関わる官庁の間での競争に一定の評価を与えたりするところを見ると、パワーバランスによる監視と健全な競争を愛しているのかも知れないねえ。
具体的な数値と専門家としての情熱に裏付けられた名著であろう



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